老人ホームはどうやって入居するんだ?
入居までの手順は大きく分けて4ステップです!
- 要介護(要支援)認定を受ける
- 老人ホームを探す
- 見学に行く
- 老人ホームを決定する
特に『2.老人ホームを探す』が一番の難関となります。
しかし老人ホームを探すことができれば、あとはスムーズに話が進んでいくと言えます。
この記事を読むことで、老人ホームに入居を考えている家族の方の悩みが解決できます。
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要介護(要支援)認定を受ける
老人ホームに入居するには要介護(要支援)認定を受けておく必要があります。
※一部の施設では介護認定がいらない所もある。
- 認定を受けていない人は申請を行う
- すでに認定を受けている人は自分の認定区分を確認
こちらの記事でかなり詳しく解説しています。
介護保険証の申請方法、見方、使い方|現役ケアマネが分かりやすく解説
申請から認定が下りるまで約1カ月かかります。
早めに手続きにかかりましょう!
介護保険証と一緒に届く介護保険負担割合証も大事に持っておいてください。
老人ホームを探す
さて、ここが一番の難関ポイントです。
こんな心配がありませんか?
どこの老人ホームへ入居できるか分からない
どれくらい費用がかかるのだろ?
他にも、老人ホームの種類、立地条件、病院受診、認知症…
数ある老人ホームの中から条件にあった老人ホームを探すのは超大変です。
そんな人のために条件に合った老人ホームを無料で紹介してくれる機関があります。
市役所(地域包括支援センター)に相談
市役所では地域包括支援センターという部署が相談に乗ってくれます。
地域包括支援センターの役割
- 介護、医療、福祉の総合的な相談
- 要支援認定のケアプラン作成
介護に困ったときの初期相談の役割が強いのですが、地域の老人ホームも紹介も大丈夫。
だけど、紹介することが本来の業務ではないので、過度な期待は禁物です。
地域によっては市役所の建物とは全く違う場所に設置(支所)されていることもあります。
『〇〇市 地域包括支援センター』でググる場所は確認できます。
担当ケアマネに相談
自宅で介護サービスを利用している人は担当ケアマネに相談できます。
- 毎月の面接で顔なじみになっている
- 本人の状況も家族の状況も把握している
- 地域の老人ホーム情報を持っている
ただしケアマネは老人ホームを探すのは本業ではありません。
むしろ自宅で介護を続けるために相談を聞くのが本業です。
老人ホームの情報量もケアマネによっては情報量が違うので過度な期待は禁物です。
老人ホーム検索サイトで見つける
インターネットの老人ホーム検索サイトでも老人ホームを探すことができます。
- 地域包括支援センターやケアマネよりも情報量が多い
- 老人ホームとマッチングしてくれる
- 場所を選ばず好きな時間に検索できる
LIFULL介護
業界最大手で38,000件以上の中から老人ホームを探すことができます。
この数字に多さにはピンとこないと思いますが、エリア別(都道府県)で検索すると、老人ホーム数の違いが一瞬でわかります
そしてケアマネも使っている驚きの検索サイトです。
検索だけなら登録しなくても使えるところが超優秀!
実際に私も使いましたので、参考にしてください。
きらケア老人ホーム
東京、神奈川、埼玉、千葉の首都圏特化型の老人ホーム紹介サービスです。
介護保険3施設(特養、老健、介護医療院)は最初から除かれているので、検索スピードが速くなります。
ぶっちゃげ特養とかに入所できないから、民間の介護施設を探しているはずです。
他にも老人ホーム検索サイトはたくさんありますが、選択肢が増えると悩みも増えます。
この2つで日本全国をカバーできます。
老人ホーム探しの応用編
遠くに家族が住んでいる場合は距離と時間の問題もプラスされます。
- 地理が分からない
- 今度の帰省期間中に入居まで済ませたい
時間が限られているのであれば、見学の予約まで調整してから帰省してください。
帰省して初めて包括支援センターに相談に行っているようでは、とても時間が足りません。
老人ホームに見学にいく
老人ホームを紹介してもらったら、必ず見学にいきましょう。
2~3箇所は見学に行って、必ず比較するようにします。
老人ホームの見学のポイントを入所相談員が解説。チェックリストを作成。
老人ホームを決定する
2~3か所の見学が終わる頃には、入居したい老人ホームはほぼ決まっているはずです。
判断に迷うときはもう一度見学させてもらっても良し、違う老人ホームを紹介してもらっても良いです。
老人ホームが決まれば入居の意向を老人ホームに伝えて、入居日を決めます。
あとは必要な家具などを準備して、無事に入居となります。
まとめ
老人ホーム入所の手順は、『要介護認定を受ける、老人ホームを探す、見学、老人ホームの決定』の順番です。
その中でも
- 老人ホームを探す
これがとても重要なポイントです。
無料で受けれる相談窓口はたくさん用意してあるので、決して一人で決めずに専門家の意見を取り入れましょう。