市役所の介護保険課から手紙が届きました。
どうやら、母の介護認定の更新の案内のようです。
でもね・・・
『更新手続きってどうやるの?』『いつまでにやるの?』『忘れたらどうなる?』
なんて心配がありませんか?
この記事では以下の事を解説します。
- 介護認定の更新手続きを解説
- 更新期間は決まっています
- 更新期間が過ぎたときにやるべきこと
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介護認定の更新手続きを解説
こちらの章では介護認定の手続き方法として以下のことを解説します。
- 用意するもの
- 提出先
- 手続き後の流れ
ここを押さえておけば、手続きの方法はバッチリです。
用意するもの
- 介護保険被保険者証(通称:介護保険証)
- 印鑑
- 更新申請書
- マイナンバーカード/通知カード(無くてもよい)
- 医療保険者証(40歳以上65歳未満の人)
更新申請書は自治体の窓口やホームページからダウンロードできるように準備されています。
郵送による手続きも可能なので遠くに住んでいる人は活用しましょう。
提出先
- 市(区)役所
- 介護保険事務所
- 出張所
各自治体によって違うのですが、市(区)役所に提出すれば間違いはありません。
詳しくは各自治体に問い合わせてみてください。
更新手続き後の流れ
- 認定調査を受ける
- 主治医意見書を提出する
※順番はどちらからでも大丈夫ですが、便宜上決まっている自治体もある
認定調査では本人の身体能力や認知症の症状などの状態を調査されます。
主治医意見書はかかりつけの病院に書いてもらいます(無料)。
認定調査資料と主治医意見書をもとに認定が決まります。
申請から認定が下りるまで約1ヶ月かかり、すぐに認定が下りるわけではないことは覚えておきましょう。
介護認定の更新期間は決まっています
更新申請はいつでもできるわけではありません。
決められた期間に行うのですが、期間を過ぎたらどうなるか知っていますか?
更新可能な期間
介護認定の更新申請は有効期間満了日の60日前より可能です。
有効期間満了日??
お手元の介護保険被保険者証をみてください。
介護保険被保険者証は自治体により書式が違いますが、書いてある内容は一緒です。
介護保険被保険者証について詳しくはコチラをどうぞ。
例えば、9月30日までが有効期間であれば、60日前の8月2日から9月30日までは更新手続きを行えるということです。
申請から認定が下りるまで約1カ月かかるのですが、様々な要因で1カ月以上かかることがありますので早めに手続きを行いましょう。
※様々な要因の代表的なものは、申請手続きの忘れ、主治医意見書の遅れ、入院や都合により認定調査が行えないなど
更新可能な期間に認定手続きを行わなかったら?
- 介護認定が失効となる
- 介護サービスが使えなくなる
結局、介護認定がなくなるのでデイサービスなども使えなくなるということです。
介護認定の更新期間が過ぎたときにやるべきこと
うっかり、更新申請を行うのを忘れていたわ。
答えは2つです。
- 何もしない
- 新しく申請を行う
①何もしない
介護サービスを使う必要がなければ、新たに認定を受ける必要もありません。
- 認定調査を受ける時間の無駄
- 調査費用の無駄(税金)
- 主治医意見書費用の無駄(税金)
色々と無駄なことがでてきます。
実際に介護サービスが必要になったときに認定を受けることお勧めします。
②新しく申請を行う
この場合は更新申請ではなく、『新規申請』を行います。
- 手続き~認定までの流れは更新申請と一緒
- 更新申請書ではなく『新規申請書』を出す
介護サービスを使わなかったので更新申請を忘れていた。
だけど、今は介護サービスが必要。
まとめ
- 更新申請は必要書類を提出するだけ
- 有効期間満了日の60日前から手続きできる
- 介護サービスを使う予定がなければ更新する必要はない
更新申請も新規申請も区分変更(途中見直し)も基本的な手続き方法に変わりありません。
ただし、期間内に手続きを行わないと介護サービスが使えなくなります。
引き続き介護サービスを使う人は必ず更新申請を行ってください。