『母の担当のケアマネジャーと折り合いが悪い』『むかつくので担当を変わってほしい』
居宅サービスであっても、施設サービスであっても担当ケアマネージャーの存在が欠かせません。
その切っても切れないケアマネージャーですが、性格的に『合う』『合わない』ケアマネージャーもいます。家族が一方的にむかついているのか、家族・ケアマネージャーお互いにバチバチ状態なのか。
実は担当のケアマネージャーは交代させることができます。
あまり友好的な話ではありませんが、『むかつく』『我慢できない』そう思っている方は早めのケアマネジャーを交代させることをおすすめします。
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こんなケアマネ-ジャーがむかつく
『むかつく!』
乱暴な響きかもしれませんが、そう思ってしまうのは単に性格がむかつくとか子供じみた理由ではありません。
介護という事情を抱えているだけに、家族の思いを汲み取ってくれないケアマネージャーに対して怒りがこみあげてくるのです。
すぐに動いてくれないケアマネージャー
『デイの回数を増やしたい…』『認知症が進んで…』
コトの重要性に関わらず、家族は困っているから相談しているのです。次回モニタリングで返事をくれるのかと思えば、もうケアマネージャーの頭の片隅にも残っていないらしい。
できる・できないは別として、何らかのアクションも返事も返してくれないのは、悩みを軽視されているようでむかつきます。
印鑑をほしくて訪問するケアマネージャー
- 話を聞いてくれない
- 早く帰ろうとする
ケアマネ
こんにちは~。お変わりありませんか?印鑑をもらってよいですか?ありがとうございます、失礼します。
滞在時間3分。本人に面会したとしても、ほんの一言声をかけるだけ。
印鑑に用事があって訪問に来ているのが見え見えです。
ビジネス感が強いケアマネージャー
- 家族の意見は無視
- 経済状況も無視
- やたらと自分の法人ばかり紹介
ケアマネ
〇〇デイサービスがおすすめです。連携も取れるので安心できますよ。
他にはないんですか?
ケアマネ
〇〇デイサービスにしましょう!とっても良いですから。
自分の法人以外は紹介する気なし!
狙われたら最後!死ぬまで法人ビジネスの材料とされて、味が(お金)がなくなったらガムのように捨てられます。
ケアマネージャーがむかつくので担当を変えてほしい
むかつく担当ケアマネージャーを変える方法は2つです。
担当のケアマネージャーを変える
居宅介護支援事業所に連絡して、事業所内でケアマネージャーを変更してもらいます。
分かりやすい例でいえば、定年退職するので新しいケアマネージャーが業務を引き継ぐようなものです。
手軽に交代してもらえる一方、デメリットもあります。
- 影で何を言われているか分からない
- むかつくケアマネジャーが会社の電話取るかも
ケアマネ
もしもし、〇〇居宅介護支援事業所です。
げっ…。(気まずい)
なんらかの形でむかつくケアマネージャーと繋がっているのは嫌ですね。
担当の居宅介護支援事業所を変える
担当ケアマネ個人を変えるのではなく、居宅介護支援事業所ごと変更します。
荒治療になりますが、この方法なら完全にむかつくケアマネージャーとサヨナラできます。
こちらは少し手続きが必要になります。
- 包括支援センターに相談
- 複数の居宅介護支援事業所を紹介してもらう
- 居宅介護支援事業所の決定
居宅介護支援事業所の紹介はしてくれますが、公正な立場から『どこどこが良い』とは教えてくれません。最終的に自己決定です。
ケアマネージャーからは交代をしてくれない
あっち(ケアマネージャー)から交代を申し出ることはないの?私が悪者みたいで嫌なんだけど…。
それはかなり難しいと言えます。
ケアマネジャーの運営基準には『正当な理由なくサービス提供を拒んではいけない』と決められています。よっぽどのことがない限り、ケアマネージャーから交代を申し出ることはありません。
私もむかつく家族がいますが、担当を外してくれないので仕方なくやっていますトホホ。
施設ケアマネージャーがむかつく場合
- 無視する
- 施設を引っ越す
施設ケアマネージャーの場合は残念ながら引っ越す以外の方法ありません。
施設内での担当ケアマネージャーは変更できますが、面会にいく度にむかつくケアマネージャーと顔を合わせなければいけません。
無視できるようであれば問題ありませんが、どうしても我慢できない場合は引っ越しをする以外の根本的な方法はありません。
その場合も『施設を探して』とは言いにくいので、自分で施設を探すことにるでしょう。
担当を外されたケアマネージャーの心理
実際に交代を告げられたケアマネージャーはどのように思っているのでしょうか?
何で外されたのか不安、むかついている
交代をさせられる覚えがないので、パニックになっているか逆切れしているかのどちらかです。
とは言え、交代させられたのは事実。
管理者にも同僚にも言い訳をしなければいけません。
精々している
ケアマネジャーも家族にむかついていたので、交代させられてスッキリしています。
ケアマネ
やっとあの家族から離れられる。(ホッ)
ほとんどの場合がこちらのケースです。互いの利益を考えると、早めに交代してもらうのが良い選択かもしれませんね。
むかつくケアマネージャーから離れないといけない理由
- デイサービスなどは通わないと関係終了
- ケアマネージャーは最後まで頼みの綱
いくらケアマネージャーがむかついても、介護保険を使っている限り最後の最後まで関係を持ってくれるのはケアマネージャーです。
デイサービスはもう難しいのでケアマネージャーに相談してください。
あのケアマネージャーには頼みにくい…。
私も家族の方から怒鳴られたことがあります。多分むかつかれていますが、なんとか担当をやっています(担当変更の申し出がないので仕方ない…)
それはやはり状態が不安定なときの頼みの綱だと家族の方が分かっているからでしょう。
ただし今の関係性では、将来が不安です。きっと家族の方も同じ気持ちだと思います。
むかつくケアマネージャー、信頼できないのであれば、非常時に備えてケアマネージャーを変更しておくべきです。
今度こそ素敵なケアマネージャーに出会いたい
ケアマネージャーを変更するときに気をつけておくことを2つ解説します。
ある程度の希望を伝える
地域包括支援センターてあろうと、居宅介護支援事業所であろうと、公平性の観点から『〇〇事業所の〇〇さんがおすすめ』なんてことはまず教えてくれません。
だけどある程度の要望は応えることができるかもしれません。
ある程度の要望とは?
- 介護分野に強いのか、医療分野に強いのか
- 男性がよいのか、女性がよいのか
- 土日も営業している事業所なのか など
吸引とか医療要素が多いので、看護師の資格をもっているケアマネージャーがいい。
うちの母は男性の人と話が苦手。
平日は仕事なので、土日にモニタリングにきてくれる人がよい。
あくまで好きとか嫌いとかでなく、『利用者のため』を目的とした要望には応えてくれるでしょう。
またむかつく。自分にも問題がないのか?
『新しく担当してもらったケアマネージャーとも反りが合わない』なんてことはよくある話です。
その場合、失礼ですが家族にも問題がないか振り返る必要があります。
きっとケアマネージャーを3回変えても4回かえても、むかつかないケアマネージャーに出会うことはないでしょう。
『えらそう』『むかつく』そんなケアマネージャーに出会ってしまったのはお気の毒ですが、それを繰り返すのであれば自分にも問題がないか振り返ってみましょう。
お互い人間なので、色々な感情は当然あります。
まとめ(むかつくケアマネージャー)
むかつくケアマネージャーの特徴は
- すぐに動かない
- 印鑑目的で話を聞かない
- ビジネス目的
そんなむかつくケアマネージャーが担当になってしまった場合は最悪です。
ただでさえ介護は大変なのに、ケアマネージャーにまでイライラしている暇はありません。
ケアマネージャーは
- 最後の最後まで付き合う関係
- ピンチのときに最も頼りになる存在
大袈裟ではなく、デイサービスや訪問介護はサービスを使ってなんぼです。
頼みの綱はケアマネジャーだからこそ、信頼できるケアマネージャーを担当につける必要があるのです。
あなたのケアマネージャーはどうですか?