社会福祉士の教科書が難しいな。
その教科書、活字ばかりですが、頭に入りますか?
ノートを使った方がいいとは思っているけど、まとめ方が…
結論から言えば、ノートも教科書も要りません!
もっと効率のよい勉強方法でないと、社会福祉士には合格はできません。
というわけで今回のタイトルは『 ノートなんて要らない!社会福祉士に落ちないための勉強方法 』これでいきましょう!
ちなみに私は社会人で受験しました。社会人目線のテクニックですが、現役の大学生にも通じる内容となっています。
この記事を参考に、試験日までの準備をしていただけたら幸いです。
自己紹介
平成29年、社会福祉士試験で一発合格。当時34歳。
勉強期間は1年3カ月(約600時間)。
自己採点で70%。
※当サイトは、アフィリエイトプログラムに参加しています。記事内容は公平さを心がけています。
社会福祉士の教科書&ノートが要らない理由
本当にノートいらないの?
なんなら教科書だっていりませんよ。
社会福祉士の教科書は試験対策に使うものではない
- 教科書は ” 立派な社会福祉士を育てる本 ”
- 受験対策に使える教材ではない
内容の9割は社会福祉士としての知識です。
立派な社会福祉士になることが目標であれば教科書を読んでも損はありません。
しかし、『合格』が目標であれば、教科書を使った勉強方法は間違っています。
ノートは使ってはいけない
- 独学ではまとめきれない
- ノートという参考書が増える
- そのノートは本当に信頼できる?
『分からないところは、ノートにまとめる』その気持ちはわかります。
だけど、教科書の内容が分からないのに、どうやってまとめるつもりですか?
そしてノートが増えるということは、(独自の)参考書が増えるということです。
そしたら見なければいけないと脳みそが考えてしまいます。
社会福祉士の勉強内容はとても多いので、見るものはシンプルにスッキリさせたいところです。
そして、そのノートの内容も整合性を説いてみましょう。
そのまとめかた、本当に合ってるの…?
社会福祉士の教科書&ノートが必要な人は?
- 福祉系の大学生
- 近くに聞く人がいる人
社会福祉士の大学である以上、授業があれば使われるのは当然、教科書です。市販の参考書ではありません。
そして分からない所は先生に聞くことができます。
そのサポートがあって初めて教科書が理解でき、とても独学で学べる内容ではありません。
ちなみにその福祉系大学生でも、社会福祉士の試験対策としては、市販の参考書を使っているのがほとんどです。
- 大学を卒業するためには教科書
- 社会福祉士に合格するためには参考書
この使い分けが必要ということです。
当然、社会人の受験者には教科書もノートも必要ありません。
実は私も養成校に入学したときに、よく分からずに教科書を購入してしまいました。
案の定、試験勉強にはまったく使えずに、メルカリで販売しました。
社会福祉士に落ちる人がやる勉強方法
勉強をやっていない、時間が取れないなどの理由もあるでしょうが、ここでは勉強方法に注目していきます。
勉強方法①:社会福祉士の教科書&ノートを使う
- 受験対策にはまったく使えない
- 独学ではノートがまとめれない
繰り返しになりますが、教科書&ノートは受験対策には使えれないし、独学では扱いきれません。
と、念を押していても社会福祉士の教科書を買う人は買います。
どうぞ、1ページ目を開いて後悔してください。
勉強方法②:あちこち参考書に手をだす
- 浅い知識しか入らない
- 混乱する
この参考を読んで、次はあの参考書を…。忙しい☓2
優秀に見えますが、とても効率が悪い勉強方法です。
参考書は出版社によって中身も違うし、大事なポイントも違います。
こっちの参考書ではこう言っているけど、あっちでは…
ここがポイントって書いてあるけど、こっちの参考書には載ってもいない…
まさに混乱のもと…。
社会福祉士に合格する人がやる勉強方法
- 参考書と過去問を繰り返しやる
- 計画をもって勉強する
たったこれだけのことですが、具体的に解説していきます。
一つの参考書を信じる勉強方法
- 一つの参考書を最後まで信じる
- 最初の参考書選びが重要
必要なものは、広く薄い知識よりも、一つの参考書を丸覚えするぐらいの深い知識です。
『2点or0点』よりも『確実な1点』を積み重ねることが大事です。
だから最初の参考書選びは、とても重要です。
分かりやすい参考書を使う勉強方法
- イラスト
- 色使い
- 大事なポイント
- 小問題
黒一色や活字ばかりだと、面白くないでしょ?
中学生でも分かるぐらいの参考書を選んで勉強しましょう。
結局のところ、それが長続きできるコツになります。
参考書と過去問を最低5回はやる勉強方法
- 参考書を読む
- 過去問を解く
これが社会福祉士に合格する王道的な勉強方法です。
参考書では社会福祉士試験の知識を知り、過去問では問題に慣れることができます。
大事なことなのでもう一度言います。
社会福祉士に合格するために絶対にやることは『参考書』と『過去問』です。
模試やセミナーではありません。
合格者は最低でも5回は読んいます。
ノートが欲しけりゃ参考書にメモする勉強方法
- 分からないことは参考書か過去問の隅に書く
- これ以上、参考書を増やさない
初歩すぎることなので、解説ではスルーされているけど、私には分からない…。ノートの出番か?
ノートを作るなって!
そんなときは、関連しているページの端にメモしましょう。
見るか見ないか分からないノートに書き出すより、端に書いていれば目を通す機会も増えるし、効率よく勉強できます。
早い時期から勉強を始める
- 勉強できる時間を考える
- 逆算してスケジュールを立てる
- 過小評価が大事
社会福祉士に合格するための目安は300時間といわれています。
1日1時間勉強したとしても、10ヶ月前から始めなければいけません。
1日1時間なんて余裕でしょ。なんなら2時間はできるし、土日なんて5時間はイケるよ。
本当にそうですか?
特に社会人や小さいお子さまがいる家庭では、1時間の捻出がどれほど大変なのか、本気で考えるべきです。
過小評価で見積もって、早めに取りかかることが合格への近道です。
社会福祉士『おすすめ』の参考書
私のおすすめの参考書は中央法規です。
理由はシンプルに、
- 安い
- 分かりやすい
ただし、赤ペン先生のように『分からないことを尋ねる、教えてもらう』それらはできません。
あくまで参考書に一人で向き合うスタイルです。
ここでは中央法規を紹介しますが、
一人で勉強するのに自信がない…
そんな人には、ユーキャンがおすすめです。
詳しくは『 ユーキャンで社会福祉士に合格!4980円で〇〇が買える 』をどうぞ。
おすすめ参考書①【ワークブック共通&専門】
令和6年5月31日発売
令和6年5月31日発売
- 黒字と赤字で大事なポイントが分かる
- 適度な改行や字の間隔
- 見やすいイラスト(イラストにも適度な色使い)
- 過去問を徹底分析している
- たった2冊で完結
勉強しやすい、続けやすいことが最大の魅力です。
そのうえ、社会福祉士の教科書10数冊に比べて、中央法規ではたったの2冊(共通と専門)にまとめてあります。
いかに試験対策として、まとめられているかが分かります。
おすすめ参考書②【過去問】
令和6年5月7日発売
- 過去3年分の問題が搭載
- 解説の内容が濃い
- 困ったときはワークブックが教えてくれる
こちらも見やすいページ構成となっているのでリラックスして勉強できます。
過去問のこの部分は、ワークブックではどこに書いてあるんだろ?
すぐに見つけれますよ。
過去問の解説はワークブックに準じているので、表現も基本的には同じです。
だから、『過去問の解説は、ワークブックではココだ。』と直感的に分かるので、分からないときはすぐにワークブックで学ぶことができます。
ここがワークブックと過去問を、中央法規にまとめる最大の理由です。
おすすめ参考書③【一問一答】
令和6年7月29日発売
令和6年7月29日発売
- 過去10年分の試験から選び抜かれた問題
- 隙間時間に勉強しやすい
一問一答の魅力は、一問ごとに完結するので隙間時間に勉強しやすいことです。
一発合格した私の勉強方法
では、一発合格した私の勉強方法を公開します。
ちなみに当時の私はこんな感じで生きていました。
- 2人の子育て中
- 妻は出産間近
- 仕事はケアマネ
- 当時34歳
メンタル面を維持するための方法は、『 二つのポイント|社会人でも社会福祉士に合格する勉強法を公開 』を参考にしてください。
意地でも参考書を一通り読む
- 参考書を全て読みきる
- 内容は理解しなくてもよい
- とにかく意地でも読む
分からないまま進めても無駄なのでは?
ここでは全体をぼんやり見渡します。
一度目を通すことで色んなことが見えてきます。
- こんな内容なのか~
- さっぱり分からない、ここは少しは理解できた
- めっちゃ時間かかる
- 大丈夫かな、やるしかない!
『はー難しかった。』ここではそんな感想で終わっても大丈夫です。
意地でも一度読み切ってください!
ちなみに私は2カ月以上かかりました。
過去問と参考書を紐づける
ここからは過去問も使った勉強方法になります。
- 過去問を一問解いて、解説まで読む
- ワークブックの同じ個所にマーカーを引く
- これを過去3年分繰り返す
年度別で色を分けてマーカー引きます。1年前は赤、2年前は黄色など、3年前が黄色など…
これを繰り返すと過去3年分の過去問と紐付いたワークブックができあがります。
紐付いたから何なのさ?
こんなことに気付きます。
ちなみにこの時点でワークブックを4回読んでいることになります。
『ここが大事なんじゃない?』と気付き始める頃です。
間違えたら、その節を全て読みかえす
ここからは本気出して覚えていきます。とはいえ、やることは参考書と過去問だけです。
- 過去問を解く
- 間違えた、もしくわ自信がなかった
- ワークブックでその節をすべて読む
一問でも間違えたら、その節はすべて理解していないと判断して、すべてを読み返します。
『少し自信がない』『…と思う』これらの不安を完全に取り除いていきます。
いくら勉強しても、すぐに忘れて困る…
前日の問題は今日も解いてください。
人間は忘れる生き物です。
10覚えても、寝たら9忘れます。
次の日は10覚えて8忘れます。
その次の日は10覚えて7忘れます。
時間はかかるけど、毎日毎日コツコツとやるしかありません。
一問一答を使わなかった理由
麦マネさんは一問一答は使っていないんですね?
私が一問一答を使わなかった理由は2つあります。
勉強できる期間が長かった
私の場合、通信学校入学→卒業→試験のルートです。
どんなに早くても1年10ヶ月後にしか試験が受けられません。
勉強期間が長くとれたことが一つの理由です。
隙間時間が存在しなかった
- 通勤は車
- 会社には内緒で受験した
- 家に帰れば子育て
- 勉強する時間は21時以降
ワークブックと過去問題集を広げて勉強するスタイルしか取れません。
そもそも隙間時間が存在しなかったため、一問一答を使う機会すらありませんでした。
【まとめ】社会福祉士に落ちないための勉強方法
社会福祉士の教科書が意味不明すぎる。ノートにもまとめれない。
分からないものをいくら眺めても分かりません。すでに買ってしまったのであれば、勉強方法を見直しましょう。
そもそも教科書で社会福祉士に合格することは難しく、現役の大学生だって、試験対策には各自で参考書を用意しているのが現実です。
社会人であろうと、30代~40代であろうと、正しい勉強方法であれば必ず合格できます。
頑張っていきましょう!
令和6年5月31日発売
令和6年5月31日発売
令和6年5月7日発売
令和6年7月29日発売
令和6年7月29日発売