- 『 介護5ってどんな状態 』
- 『 どんな介護サービスがある 』
- 『 特養に入所できるって聞いたけど 』
そんな疑問にお答えします。結論からいえば、介護5とは『常時介護が必要な状態』です。
常時です、常時!
だけど、介護サービスはけっっこう使えるので、とりあえず安心してください。
✔︎ 本記事の内容
- 介護5の状態を確認しよう
- 人気の介護サービス
- 特養以外にこんな施設が人気
※当サイトは、アフィリエイトプログラムに参加しています。記事内容は公平さを心がけています。
介護5は1日のほとんど介護が必要
介護5ってどんな状態
- 起き上がれない
- 着替えれない
- 食事を食べれない
- 歯を磨けない
- ベッドに休めない
- 体の向きを変えれない
- お風呂に入れない
- 目的の場所に行けない
- 反応が取れない
- 鈍いので分からない など
これらの動作を一つずつ介助していると、『常時(1日中)介助をしている状態』となるわけですね。
介護5と4、どう違うの?
『要介護認定基準時間』が違います。
要介護認定基準時間とは、客観的に分かるように『介護の手間』を数字化したものです。
認定調査のデータが使われます。
もっと詳しく知りたい人はコチラ
介護5から4に上がることもある?
介護5から介護3になるのは微妙ですが、介護5から介護4になるのは日常茶飯事です。
もちろんその逆もあります。
どちらも介護量がかなりMAXなので、どちらに転がるかは誤差の範囲です。
介護5の人がよく使うサービス
区分支給限度額
ーこれってどういうこと??ー
- 1割負担の人は、362,170円までは1割で使える
- それを越えれば全額自己負担
- 介護5はかなりの額を使える
介護5で使えるサービス
全ての介護サービスを使えます!!
在宅系
- 通所介護(デイサービス)
- 通所リハビリテーション(デイケア)
- 地域密着型通所介護
- 認知症対応型通所介護
- 訪問介護
- 訪問看護
- 訪問入浴
- 訪問リハビリ
- 夜間対応型訪問介護
- 居宅療養管理指導
- 定期巡回・随時対応型訪問介護看護
- (看護)小規模多機能型居宅介護
- 短期入所生活(療養)介護(ショートステイ)
施設系
- 老人保健施設
- 介護医療院
- 介護付有料老人ホーム
- 住宅型有料老人ホーム
- サービス付き高齢者向け住宅
- 認知症対応型通所介護(グループホーム)
- 軽費老人ホーム(ケアハウス)
- 地域密着型特別養護老人ホーム
- 地域密着型特定施設入居者生活介護
福祉用具系
- 歩行器
- 手すり
- スロープ(工事を伴わないもの)
- 歩行補助杖
- 車椅子
- 車椅子付属品
- 特殊寝台
- 特殊寝台付属品
- 床ずれ防止用具
- 体位変換器
- 認知症老人徘徊感知機器
- 移動用リフト
- 自動排泄処理装置
その他
- 特定福祉用具購入
- 住宅改修費
介護5の人がよく使うサービス
✔︎ 結論はコチラ
- 訪問看護
- 訪問入浴
- ベッドと車椅子のレンタル
寝たきりのケースが多いため、通所ではなく、訪問系が中心です。
ーヘルパーさん(訪問介護)は頼まないの?ー
同居家族がいるケースが多いので、食事作りや掃除よりも、身体介護や医療が必要というケースが多いですね。
介護5の人がよく入所する施設
何で特養が人気なの?
✔️ 人気の秘訣
- 費用が安い
- 終の住処となる
特養は公的施設です。
年金が少なくても生活できるように補助金があります。もっといえば、生活保護受給者でも生活できます。
そして看取りもあるので、行き場をなくして病院をたらい回しにされるようなこともありません。
だから予約が何百人もいるんだ…。
他にはどこに入所すればいい?
おすすめは『介護付き有料老人ホーム』です。
✔️介護付き有料老人ホームの魅力
- 費用は10万〜100万
- 看取りもある
- 割と入所しやすい
特養と同じく『終の住処』として利用できます。
また施設独自の有料オプションも用意。誤解を恐れずにいえば、お金さえ出せば困ることはない、そんな施設です。
施設に入所するためにやること2つ
『見学』をして『予約』をするだけです。
空き状況次第では、当日に入所できることもあれば、1年以上待つこともあります。
『え〜そんなに…』そう思うかもしれませんが、とにかく予約をしなければ何も始まりません。
そのための第一ステップとして、『見学』と『予約』です。
見学をする
✔︎ 見学で何をする
- 施設の雰囲気を見る
- 話を聞く
ホームページやパンフレットを見れば、ある程度の雰囲気は分かります。
しかし実際に入所してみると『狭くない?』とか『住みにくい』とか、そんなのあるあるです。
それもそのはず。ホームページやパンフレットには良いとこしか載せていないのだから。
✔︎ どうやって見学する?
- 見学したい施設を探す
- 見学の予約をする
先述した通り、介護5の人が自立者向けの施設を見学しても無意味です。
施設の種類や予算に合った施設を見学しなければ意味がありません。
LIFULL介護なら、自分に合った施設を探して、予約までやってくれます。
申し込みをする
施設見学をして、気に入ったら予約しましょう。
勘違いしてはいけないことは、『予約=入所』ではありません。
予約はあくまで予約。待機中に他に気に入った施設があれば、そちらに行けばよいわけです。
あっちもこっちも予約するなんて、介護業界では日常茶飯事のことです。
介護5のまとめ
✔️ 介護5はこんな状態
- 常時介護が必要な状態
- 寝たきりをイメージするとよい
- 在宅サービスは訪問系
- 介護付き有料老人ホームも入所しやすい
介護5となれば介護負担は相当なものです。ゼロではありませんが、ほとんの人が施設か病院にいるのが現実です。
特養は魅力的ですが、介護5であってもすぐに入所できないのも事実です。
第二候補として別の施設を見学することをおすすめします。