『介護士って年収が安いって聞くけど、将来奥さんや子供を養っていけるかな?』
結論から言うと、男性介護士の年収だけで家族を養っていくのは結構きびしいのが現実です。
だけど共働きなら、普通に生活できます。
介護士は結婚できないとか子供を養えないとかいうのは完全にデマです。
実際に私も介護士として働き始め、今では夫婦で子供3人を養っているし、マイホームも建てています。
これから介護士を目指す20~30代に向けて解説していきます。
※当サイトは、アフィリエイトプログラムに参加しています。記事内容は公平さを心がけています。
介護士の平均年収
介護士の年収は低いと聞いて不安です。
確かにそれはよく聞く噂ですね。
結論、半分本当だけど、半分ウソです。
介護士の平均年収
介護士の平均年収は約310万円です。
男性介護士は約340万円
女性介護士は約300万円
よだれが出るほど高い!
とは言えないのですが、ここ数年は処遇改善加算のおかげで、平均年収はどんどん上昇しています。
地域により介護士の年収に差がある
年収が高い都道府県
- 東京 約400万
- 山梨 約390万
- 神奈川 約388万
年収が低い都道府県
- 青森 約270万
- 佐賀 約285万
- 山形 約295万
他の産業と同じように地域格差がありますね。関東域が年収が高い傾向のようです。
働く職場により年収に差がある
デイサービスよりも、夜勤手当がある施設がいいんじゃない💛
確かに一理あるのですが、核ではありません。
- 夜勤手当があっても基本給が安い
- 昇給が少ない
闇雲に夜勤手当ばかり目を向けるのでなく、働く職場単位で年収を見ないと搾取されます。
そんなのどうやって見分けるんだよ?
そんなときは介護に特化した転職エージェントを使うと便利です。
男性介護士の年収でも結婚できる
年収を理由に結婚できないのは完全なデマです。それどこか職場結婚も多いのも事実です。
年収を理由に結婚できないのはデマ
男性介護士で結婚している人は五万といます。
一度、介護士として働いてみたら分かるのですが、男性で結婚している人はたくさんいますよ。
どちらかというと『結婚後の生活』に不安を抱えている人が多いようです(次の章で解説)。
介護士は職場結婚も多い
その理由は単純に
- 男性も女性も働く職場
- 仕事以外の話をする機会が多い
特に夜勤中は世間話をする時間もあります。
お互いに悩みや趣味の話をしているうちに、恋愛関係になることは珍しくありませんよね。
そう考えると介護士の職場結婚が多い理由がうなずけます。
男性介護士の年収でも、共働きなら普通に生活できる
結婚後の生活を想像してみます。
子供ができて、妻は専業主婦、もう一人子供ができて。
男性介護士の年収だけでは家族は養えない
俺一人の給料で家族を養えるだろうか?
結論はかなり厳しいです。
だけど、『介護士だからは家族を養えない』は間違いです。
職業に関係なく、まわりの既婚者を見てみると、ほとんどの夫婦が共働きではありませんか?
エンジニア、医者、弁護士など特殊なスキルを持っている人と比べてはいけません。
共働きなら普通に生活できる
タワマンには住めないけど、共働きなら一般的な生活はできます。
冒頭でも解説しましたが、我が家も共働きです。
- 子供3人
- マイホームあり
- 車あり
- 貯金もできている
『介護士だから家族を養えない』は間違いであり、共働きなら普通に生活できます。
夫婦が同じ業種なら共働きに理解が得やすい
介護士の職場結婚が多いと解説しましたが、それは夫婦のメリットになります。
- お互いの給料事情が分かる
- 仕事の内容が分かる
『なんで給料が安いの!?』なんて議論も生まれないし、夜勤や早出などの変則勤務もお互いに『当たり前』の価値観なのです。
年収をあげるために男性介護士がやること
年収を上げるためにやることはたった2つです。
- 資格をとる
- 年収が高い施設で働く
結構、当たり前のことなんですね。
正解はいつもシンプルです。
資格を取り年収を上げる
資格はスキルアップだけでなく、年収アップにも期待できます。
介護福祉士手当の相場は1万~1万5千円です。
年収にすると資格手当だけで、12万~18万のプラスとなります。
資格を持っていれば年収が高い施設で働くことができます。特に介護福祉士は引っ張りだこの状態です。
その他にも上級資格はありますが、まずは介護福祉士を目指しましょう!
年収が高い施設で働く
一つの施設にこだわって働き続ける必要はありません。
働く施設がちがうだけで、年収に数10万円の差が出ることもあります。
数10万円!?そんな良い求人、ハロワークには出ていないよ!
非公開求人を見ましたか?
きらケアやしろくま介護ナビなどの転職エージェントで年収が高い施設を紹介しています。
【男女別】介護士の割合
女性の中に男が一人。肩身が狭いかも…。
確かに女性の職場のイメージは強いのですが、男性介護士は年々増えています。
意外と多い男性介護士
ザックリ比率はこんな感じ
男性介護士 30%
女性介護士 70%
実に3人に1人は男性介護士です。
あれ?思ったより多いかも。
男性だから『肩身が狭い』『働きにくそう』というイメージは少し変わったのではないでしょうか?
男性介護士は重宝されている
介護の仕事は想像以上に力仕事です。
特に体が大きい人を介助するときは、講習で覚えた移乗なんて関係ありません。
『腰を下す』『足を広げる』なんて言っても、重たいものは重たいです。
他にも餅つきやソーメン流し、夏祭りなど大がかりなレクレーションでは男性介護士の力が不可欠です。
160cm、50kgの小柄な私でも重宝されます。
介護士の未来は明るい。年収は今後も上がる。
介護士の年収はとことん安いと思われがちですが、それは時代に取り残された噂です。
結婚もできるし、共働きなら普通に生活ができる年収です。
介護士の年収を底上げするための国の施策【処遇改善加算】や【特定処遇加算】が新設されたことが分かりやすい例です。
とは言え、働く職場により年収に雲梯の差があるのもの事実です。
介護需要が高まり、新しい施設が増えている今こそ、早めに良い職場に転職し、ガッチリホールドすることをお勧めします。
例えば『きらケア』や『しろくま介護ナビ』などの転職エージェントであれば、年収が高い施設を紹介してもらえます。全て無料だし、登録も5分程度。