『あのケアマネの偉そうな態度は💢!?』
ケアマネにイラッとしたことありませんか?
という私は現役ケアマネですが、介護士の頃は上から目線のケアマネにはイラっとしていました。そして今でもイラッとしますね。
この記事では、偉そうにしているケアマネの鼻をへし折る方法について解説します。
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こんなケアマネが偉そうでむかつく
上司と勘違いしている偉そうなケアマネ
- ケアマネだから上司という位置付けではない
- ケアマネの役割はチームの『調整役』『まとめ役』
特に問題になるのは居宅ケアマネです。
居宅ケアマネのチームは外部事業所の寄せ集め。
そのメンバーに対して、上司のように偉そうな態度を取ったらどうなるでしょう。
私はあのケアマネの部下じゃないし!
ケアマネはチームの一員に過ぎない。
ましてや他の会社のスタッフの上司ではありません。
知ってか知らずか、偉そうな態度をとるケアマネがいるのですね。
偉そうに専門用語を並べるケアマネ
- 介護保険用語を自慢気に話す
- 医療用語まで話す
なぜか難しい専門用語ばかり話すケアマネ。
地域包括ケアについてなんですが。
あっそうなんですね…。
極めつけに、
主治医からサルコペニアを心配されています。
なんて言われたら、返す言葉も見つかりません。
専門用語でマウントを取ろうとしているのか?
『私はこんなことも知っているんだ』と偉そうな態度を取るのはやめてもらいです。
偉そうなケアマネの鼻をへし折る3つの方法
ケアマネの専門分野で戦っても鼻はへし折れないし、へし折られます。
それよりも現場で働いている強みを生かして、ケアマネを黙らせましょう。
ケアマネ以上に利用者を知る
- ケアマネが利用者と会うのは月1回程度
- デイサービスは月4〜30回程度
ケアマネが知らないような情報もどんどん提供していけば、ケアマネは完全に何も言えなくなります。
えっ、ケアマネさん、偉そうにしているけど、〇〇さんのそんなことも知らないんですか?
実際に介護スタッフの名前や顔は覚えても、ケアマネを覚てない高齢者の人はいます。
家族にケアマネよりも信頼される
- 家族の信頼を勝ち取るのは容易ではない
- チャンスは担当者会議にあり!
〜ケアマネと家族との出会いはこんな感じ〜
この先どうしよう…仕事。介護。老々介護…。
そこに現れたのがケアマネ!!
こーして、こーすれば、仕事は辞めなくて大丈夫。
そうなんですね、助かりました!
この時点で『困ったことがあればケアマネへ相談』が脳裏に焼きつきました。
そのうえ、
今までやったことない介護保険の手続きまでやってくれるし、
ケアマネに支払う料金も0円。
利用者がどう思っていようと、やはり家族の信頼を勝ち取るのは容易ではないですね。
とは言え、諦める必要はありません!!
チャンスは担当者会議のときであり、勝機の鍵は現場の生々しい情報量です。
ケアマネの情報量はこんな感じ
- 断片的
- 一時期の情報
- リアルタイムとはズレている
- 聞いた情報ばかり
介護スタッフの情報量はこんな感じ
- 昨日今日のリアルな情報
- 自分の目で見た情報
担当者会議ではしっかり親を見ていることをアピールできますね。
逆にケアマネが1~2ヶ月前の情報ばかり話していると、家族はどちらを信頼するでしょう。
このケアマネさん、全然母のことを分かっていないじゃない(怒
担当者会議でケアマネよりリアルな情報を流せば、偉そうなケアマネを黙らせることができます。
だって家族が興味あるのは『今』の情報なんだから。
ケアマネと対等に話せる知識を持とう
- ケアマネの知識は広く浅い
- 自分が働いている施設の知識を深く知る
別にケアマネ知識は必要ないし、ケアマネ資格を取る必要もありません。
大事なことは、自分が働く職場の介護保険知識だけはケアマネに負けないことです。
例えばデイサービス勤務なら、デイサービスに関する介護保険制度のことだけは完璧にマスターしましょう。訪問介護のことまでマスターする必要はありません。
訪問介護はね…。
そんなん知らん。訪問介護のことは訪問介護に言ってくれ!
あ、はい…。
ケアマネは介護保険のスペシャリストと思われがちですが、それは誤解です。
深い知識は持っておらず、広く浅い知識を網羅的に持っているだけ。
なぜケアマネは偉そうな態度をとるのか
- プロ意識が高い
- 調整役の権利がある
- チヤホヤされている
もちろん全員じゃないよ。
こんなケアマネもいるってこと。
ケアマネはプロ意識が高い
プロ意識が高いのは理由があります。
- 研修で洗脳されている
- 責任を押し付けられている
ケアマネは研修がいっぱい。
- ケアマネ合格研修
- ケアマネ更新研修
- 主任ケアマネ研修
- 事例検討会
- 地域ケアマ会議
- 個別会議
ケアマネ業務を続けるために否応なしに研修にたくさん参加しなきゃいけない。
その結果、プロ意識が高くなり、『責任』を押し付けられる構図。
✔︎ 責任ってなんなの?
- 利用者に対する責任
- 介護保険を崩壊させない責任
- 地域を育てる責任
あの人が孤独死していたら、私の責任だ…。
調整役の権利がある
- 介護サービスの利用判断を任せられている
- どの介護サービスを紹介されるかはケアマネ次第
介護サービス事業所の紹介はケアマネのさじ加減で決まります。
言い方を変えれば
『紹介してあげている』
そんな上から目線にもなります。
ケアマネの調整役という権利が、ケアマネを偉そうにさせる原因かもしれませんね。
チヤホヤされて偉そうになる
- 家族や利用者から
- 介護サービス事業者から
家族や利用者から『あんたがいて良かった』と言われ、
介護サービス事業者からは『紹介お願いします』なんてやり取りは日常茶飯事。
紹介料などはもらえないけど、それだけチヤホヤされれば偉そうなケアマネも生まれますよね。
実際にケアマネは偉いのか?
ケアマネは全く偉くありません。
そう見えるかもしれないけど、実際はかわいそうな専門職です。
医者の前ではペコペコ
医療系介護サービスは医師の指示がないと使えないので、病院に指示をもらいにいきます。
先生、〇〇さんにデイケアを使いたいのですが、指示書をお願いします。
あんた誰?
なんてことは日常茶飯事。いやマジで!!
とても残念なケアマネの姿です。
家族の前では言いなりプラン
中にはモンスターチルドレンという怖い家族もいます。
家族の意向が汲み取れないと普通に怒鳴られます。
デイサービスが週三回しか空いていませんでした。
それじゃ困るんですよ。仕事あるし無理でしょ。(怒
すみません、もう1度出直します…(涙
こんな感じで世界一ペコペコする専門職かもしれません。
国からの扱いが雑なケアマネ
- 介護報酬が安い
- 処遇改善がない
- 不人気資格
介護保険制度の中でもっとも搾取されている資格がケアマネと胸を張って言えます。
あまりのブラックぶりにケアマネ受験者数も年々減少。
偉そうな態度を取っているケアマネですが、実はかわいそうな人たちなのです。
まとめ
✔︎ ケアマネのむかつく態度
①上司と勘違いしてる
②専門用語を並べる
✔︎ ケアマネの鼻をへし折る方法
①ケアマネよりも利用者のことを知る
②家族にケアマネよりも信頼されること
③ケアマネと話せる知識をつける
いくらケアマネが偉そうでむかついても、ケンカをふっかけるのは止めましょう。
マジで紹介がなくなり、仕事なくなりますよ。
それよりも本業である介護に力を入れて、ケアマネの鼻をへし折ることをお勧めします。