社会福祉士の試験って出題範囲が広くてどこを勉強すればいいか分からない…。
仕事も家庭を持っているから絶対に一発で合格したい!
どんな勉強法がいいのかな…??
社会人の方が資格試験に望むのは、時間的にも金銭的にも本当に大変なことですよね。
私もまったく同じ経験をしたので凄くわかります。
それでも正しい勉強法をすれば、一発で合格することができるので、今から試験対策をする方の参考になれば幸いです。
私の経歴
- 平成28年度 社会福祉士の通信コース入学
- 平成29年度 社会福祉士の通信コース卒業
- 平成29年度 社会福祉士試験合格
試験当時は妻が妊娠8ヶ月中。昼間の仕事、洗濯や皿洗いなど家事育児も行いながら勉強。
それでも要領よく勉強することで試験は一発で合格しました。
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学校おすすめの社会福祉士の教材はいらない
- 内容が難しすぎる
- 主題範囲が広いのに、まとめられていない
学校などで推奨されるような教科書は必要ありません。
学校推薦の教科書は
『社会福祉士になるための養成本』であり、『社会福祉士の試験対策の本』ではありません。
中身をみれば分かるのですが、全くまとまってなく、固すぎる表現。過去問の内容ですらどこに書いてあるか分かりません。
社会福祉士は出題範囲がとても広いので、ぎゅっと濃縮された教科書を使う必要があります。
私は通信学校へ入学した時に、学校おすすめの「新・社会福祉士養成講座テキスト全21巻」を購入しました。
ぶっちゃげ勉強法としてはまったく役に立たない。
確か5万円程度で買ったものをメルカリで1万円で売りました…。
社会福祉士の教材はこれだけ【ポイント①】
あれもこれも教科書や過去問を買いあさってはいけません。出版社によって解釈が微妙に違うので混乱のもとになります!
- 「これ!」という教科書と問題集に絞る
- 過去の出題傾向を理解する
教材は2冊だけ
【最新】ワークブック共通科目
令和6年5月31日発売
【最新】ワークブック専門科目
令和6年5月31日発売
あとで解説する過去問題集とも連携した内容となっています。
必要以上に難しい用語は使ってありませんので最低限の専門用語だけを覚えれます。
大事なところには赤文字で書いてあり、赤シートで隠れるシンプルな仕組みです。
試験に出やすい箇所を濃縮して解釈してあるので、教科書はこれ一択です!
✔︎ 合わせて読みたい
問題集は1冊だけ
【最新】過去問題集
令和6年5月7日 発売
過去3年間の過去問を中央法規が解説しています。そして前述したワークブックと連携しているため、分からないところはワークブックに戻れる勉強法です。
- 試験では過去問と全く同じ内容が出題されることはない
- しかし表現が変わるなど過去問に似た内容がでる
- だから過去問をしっかり理解することが大事
✔︎ 合わせて読みたい
効果的な勉強法
ここからは私が実際にやった勉強法について深く解説していきます。
ワークブックを読む
まずはワークブック【共通】【専門】の2冊を一通り読みます。
この時点では中身の理解ができなくても良いです。2か月ぐらいかかりますが意地でも一通り読みます。
過去問とワークブックを紐付ける
1.過去問を一問解く
2.過去問の箇所をワークブックに線を引く
3.過去3年間分を繰り返す
※年度別に色分けした方がよい(1年前はピンク、2年前は黄色など、3年目は青など…)
これが終われば過去問と紐づいたワークブックが出来上がります。
そしてここで気付きました!
- 3色のマーカーが付いた所は毎年出題されている
- 相当大事な箇所なのか
- 今年も???
絶対に近い割合で出ますよ!
資格試験でも小学校のテストでも一緒でしょ?
そしてこの作業が終わる頃にはワークブックを4回読んでいることになります。『ここが大事なんじゃないか?』というのがなんとなく感覚的に実感できる頃です。
本腰を入れて覚えていきます
- 過去問を解く
- 『少しでも自信がなかった』と思ったら、ワークブックに戻る
- 分からない箇所だけでなく、その前後のマーカー部も一緒に覚える
- 一問一答で繰り返す
科目が多いので、覚えては忘れの繰り返しになるんですが …
ノートは使わない
ノートが増える=教科書が増えるのと一緒です。
ノートに大事なポイントをまとめてはいけません。手書きが必要であればワークブックの関連ページに書き込みます。
今年の勉強方法は来年も通じる
・来年度に受験する予定
・今年度から勉強を始めている
ワークブックや過去問は最新の物を来年も買うべきか?
結論、必要ありません!
質問の意図が分からない人もいると思いますので、実体験を元に解説します。
そもそも今年から勉強を始めて、今年受験するという人はレアです。これは大学生も社会人も同じで、年度を跨いで勉強するので教科書も過去問も入れ変わりがあります。
私の実例で言いますと
- 通信学校の入学から卒業まで1年半の時間が必要だった
- 年度が替わるので教材も入れ替わりがある
そしたら当然、こんな不安がでてきます…
1年の間に新しい法令が出るのでは??
確かにそれは否定できません…。だけどそれのためにガラッと試験内容が変わると思いますか?
もしそれがあり得るのであれば年度ごとに全く違う社会福祉士が出来上がり、日本の福祉の考えも全く違うものになるでしょう。
あくまで社会福祉士の資格に必要なものは過去から現代にかけての社会福祉士としての知識が占めており、新しく追加された知識は付属品です。
詳しくは『社会福祉士の過去問を買うタイミング。最新版でなくても良い理由』を参考にどうぞ。
どうしても最新の過去問を解きたければ
・令和〇年度過去問
・令和〇年度過去問回答
でネットで調べれば最新過去問と解説を調べることができます。
- 法改正があっても社会福祉士の本質的な部分は変わらない
- それよりも教材が増えることが問題
覚悟を決める【ポイント②】
精神論になりますが、長い勉強期間のモチベーションを維持するための
『覚悟』
を決めてください!
社会福祉士に合格するためには300時間の勉強時間が必要と言われています。
1日1時間勉強したとしても1年間かかります。社会人の方で1日1時間勉強するのがどれだけ大変でしょう。
そして落ちたときのことを考えてください。
また1年間繰り返しです!
それは自分だけでなく、家族の生活にも影響がでるのです。
えっ?急に怖くなってきました…
私は過去に半端な覚悟でケアマネ試験に望み一度落ちました。まだ独身ではあったものの、1年間の勉強時間が無駄となりました。
しかし社会福祉士の試験では家族状況が違います。子供たちにこれ以上負担をかけることは
『恐怖』
でしかありませんでした。
繰り返しになりますが、1発で合格する
『覚悟』
を決めてください!
この覚悟を持てないと半端な勉強法になり、来年も再来年も必ず落ちます。
まとめ
- ワークブックと過去問を繰り返す
- 絶対に一発で合格する覚悟を決める
私はこの勉強法を1年間続けたら、社会福祉士の試験に一発で合格することができました。
社会人で勉強をするのはとても大変です。若いころに比べて、文章が頭に入らない、時間がないなどの学生と比べたら様々な課題があります。それでもやらなけでばいけないのであれば、最短ルートで一発で合格しましょう!!
来年の3月に良い結果が出ることを期待して応援します!
あなたはどんな勉強法で一発合格しますか?
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